作庭家と建築家が作る家
庭咲は、家づくりのご相談も承っています。企画の初期段階から、作庭家と建築家が密に連携。土地の光と風を読み解き、庭と建築が一体となった住まい全体を設計いたします。自然と調和する唯一無二の暮らしをご提案します。
庭屋一如の家
TEIOKU ICHINYO
ていおくいちにょ
庭からはじまる、心地よい住まい
日本の伝統的な住まいには、「庭屋一如(ていおくいちにょ)」という考え方があります。庭と建物を別々に捉えず、一体としてデザインするという思想です。
庭は眺めるための空間ではなく、光や風、音や香りを通して暮らしを支える“もうひとつの部屋”。
家づくりは、庭づくりから始まるのです。
縁側に座って庭を眺める。障子越しに揺れる木漏れ日を感じる。雨音や虫の声、木々の影が室内に溶け込む。そんな穏やかな時間が、自然と共にある暮らしの豊かさを教えてくれます。
禅の思想を基盤にした住まい
庭屋一如の思想の根底には、禅の「自然との一体感」があります。
庭は人の心を映す鏡であり、暮らしを整える場。建物と庭の境をあえて曖昧にすることで、四季の移ろいを五感で楽しむことができます。
現代の住まいでも、ガラスや木、石などの素材を調和させることで、庭と室内を自然に繋ぐことができます。リビングの延長に広がるテラスや、窓越しに見える小さな植栽。それだけで、坐す人の心を整える場になり、空間に深い奥行きと安らぎが生まれます。
作庭家×建築家がつくる庭屋一如の家
建築は庭があってこそ完成する。その一体感こそが、真の美しさを生み出します。「庭屋一如の家」は、自然と調和しながら心を豊かにする、これからの家づくりのかたちを提案します。
